通貨スワップ再開へ加速=保護主義に対処-日中財務対話

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【北京時事】日本と中国の財政当局による「日中財務対話」が31日、中国・北京で開かれた。金融危機の際に円と人民元を交換する通貨スワップ協定の再開を含む金融協力を速やかに進めることなどに合意。保護主義に対処していくことでも一致し、10月にも行われる日中首脳会談を前に経済分野での協力姿勢を強くアピールした。

財務対話には、麻生太郎財務相と劉昆財政相ら両国の財政当局幹部が参加。財務・金融をめぐる幅広い分野で意見交換が行われた。

通貨スワップは、5月の安倍晋三首相と李克強首相との会談で早期再開が合意されており、今回の対話では、首脳会談での最終決定に向けた詰めの作業が行われた。両国は、自由で開かれたルールに基づく多国間の貿易体制の維持・推進を確認し、共同声明に「保護主義はどの国の利益にもならない」と明記した。

日中財務対話の前に記念撮影する麻生太郎財務相(前列左から5人目)と中国の劉昆財政相(同6人目)ら=31日、北京市内

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