漁獲枠拡大を議論=クロマグロ国際会議が開幕-福岡

政治・外交

高級すしネタとして人気がある太平洋クロマグロの資源管理を話し合う中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の北小委員会が4日、福岡市で開幕した。資源量の緩やかな回復を受け、日本は会合に先立つ先月、国際的な漁獲枠を15%拡大するよう提案した。漁獲規制に協力する漁業者の不満を和らげるのが狙いだが、「資源回復の途上で増枠に慎重な国もある」(水産庁)ため、協議は難航しそうだ。

WCPFCのキム・ジョンレ副議長は冒頭、「クロマグロは努力の結果、資源回復の効果を示しつつある。今回の協議で(各国・地域の)協力を期待している」とあいさつした。

北小委は日本や韓国、米国、台湾など10カ国・地域で構成。会合は7日まで開かれる。

日本提案は2019年以降、マグロ漁を行う国・地域の小型魚(30キロ未満)と大型魚(30キロ以上)の枠をそれぞれ15%ずつ増やすよう求める内容だ。枠を使い切らなかった場合、翌年に一部を繰り越せることも併せて提案した。

開幕した中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の北小委員会=4日午前、福岡市中央区

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 農林水産政策 九州 韓国 台湾 米国