関空国内線、あすにも再開=損傷ない設備で先行利用-運営会社表明・台風21号

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台風21号の被害で閉鎖に追い込まれた関西国際空港(大阪府泉佐野市)の運営会社が6日、記者会見し、7日中にも国内線の運航を先行で再開する方針を発表した。国際線については、めどが立っておらず、引き続き早期の復旧を目指す。

関空は台風の高潮で2本ある滑走路のうち、A滑走路が最大約50センチ冠水。ターミナルビルが停電するなど機材も大きな被害を受けた。対岸と結ぶ連絡橋はタンカーが衝突して大きく損傷。車や鉄道が通行できなくなっている。

運営会社によると、点検の結果、もう1本のB滑走路や、主に格安航空会社(LCC)が使う第2ターミナルには大きな損傷がなかったことが判明。機材も調達のめどがつき、利用客の輸送手段が確保できれば、再開できると判断した。

乗り入れ航空会社は同ターミナルを使うピーチ・アビエーションなどのLCCが中心になる見込み。連絡橋を通る鉄道は当面運休が続くとみられ、アクセスは通行可能な北側の道路を使い、バスで最寄りの駅まで送迎する方式を検討している。ただ、孤立した利用客らの移動でも大規模な渋滞が発生したため、対策を調整しているという。

記者会見で頭を下げる関西空港運営会社の山谷佳之社長(手前)ら=6日午前、大阪府泉佐野市

豪雨非常災害対策本部会議で発言する安倍晋三首相(右)=6日午前、首相官邸

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