赤茶色の土砂、広範囲に=家屋流し、木々なぎ倒し-厚真町上空・北海道地震

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土砂崩れを起こした北海道厚真町吉野地区。6日午前、小型飛行機で上空から見ると、一面緑だったはずの山の斜面が姿を変えていた。広範囲にわたり多数の場所で斜面が大きくえぐられ、赤茶色の山肌が見えた。流れた土砂の先端には、家屋やなぎ倒された木々が集まっていた。

山頂付近から崩れた土砂は、裾野から民家を巻き込み道路を越え、田んぼや畑に流れ込んだ。赤茶色の土を露出した斜面は整備されたスキー場のようになっており、土砂崩れの勢いの強さを表していた。

土砂に巻き込まれ激しく壊れた建物は10を超える。2階建ての1階部分が土砂に押し流されるような民家が多い一方、屋根から押しつぶされたような民家もあった。

上空には道警の救助ヘリ。地上では通行止めの入り口に消防車両が待機し、救急隊員らが救助活動に当たっていた。土砂を取り除くための重機も確認できた。

多数の土砂崩れはひっかき傷のように幅が狭いものもあれば、斜面一面がずり落ちたようなものもある。民家がないところでも、道路が数カ所で寸断されていた。

地震により発生した大規模な土砂崩れの現場=6日午前、北海道厚真町上空(時事通信チャーター機より)

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