安倍首相、総裁3選=石破氏が健闘-10月に内閣改造、政権骨格維持・自民

政治・外交

自民党総裁選は20日、党本部で投開票が行われ、安倍晋三首相(64)が石破茂元幹事長(61)を破り、連続3選を果たした。首相は5年9カ月の政権運営が評価されたとして、デフレ脱却や憲法改正に取り組む構え。10月1日に内閣改造・党役員人事に踏み切る方向で、政権の骨格は維持する。

6年ぶりに選挙戦となった今回の総裁選は国会議員票、地方票各405票の計810票で争われた。得票は首相553票に対し、石破氏も地方票を中心に254票を獲得し、健闘した。国会議員3人は白票を投じた。

首相は3選後の記者会見で、人事について「しっかりした土台の上に幅広い人材を登用していく」と説明、「適材適所」の人選も強調した。政権の安定を重視し、麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官、二階俊博党幹事長を留任させる見通し。河野太郎外相も続投の方向で、経済政策を取り仕切る茂木敏充経済再生担当相の留任も取り沙汰されている。

人事の時期は、国連総会出席のための首相訪米が来週予定され、30日に沖縄県知事選の投開票も控えているため、10月にずれ込むことになった。

会見で首相は「70年以上一度も実現しなかった憲法改正にいよいよ挑戦する」とも表明した。

自民党総裁選で3選を果たした安倍晋三首相(中央)=20日午後、東京・永田町の同党本部

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