東芝融資「正常先」へ=債務区分上げ、増益要因-大手行

経済・ビジネス

三井住友銀行など大手行が東芝について、融資先の返済能力の信用度を示す「債務者区分」を「正常先」に引き上げることが26日、分かった。6月の半導体事業の売却などで東芝の財務内容が大幅に改善したことが理由。債務者区分の引き上げは、貸し倒れのリスクに備えて計上してきた費用が不要となるため、銀行にとって利益の押し上げ要因となる。

関係者によると、三井住友銀は今月中にも東芝の債務者区分を見直す。従来、今後の管理に注意を要する「要注意先」としてきたが、区分を一段階引き上げ、特段の問題がない「正常先」とする。みずほ銀行も東芝を正常先に引き上げる見通しで、三井住友信託銀行も同様の方向とみられる。

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