御嶽山噴火4年で追悼式=自治体主催、冥福祈る-長野

社会

死者58人、行方不明者5人を出した御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火から4年を迎えた27日、麓の長野県王滝村の松原スポーツ公園で、犠牲者の追悼式が開かれた。遺族や地元関係者ら約170人が参列し、噴火発生時刻の午前11時52分、サイレンに合わせて犠牲者に黙とうをささげ、冥福を祈った。

追悼式は同村と同県木曽町が主催。次女=当時(11)=を亡くした長山幸嗣さん(48)=愛知県豊田市=が遺族を代表してあいさつし、「この4年間、亡き家族や友人と共に生きた良き時間を思い出しながら少しでも前向きに生きようと頑張ってきた」と語った。その上で「地震の前兆現象をなぜ登山者に伝え、備えなかったのか。しっかり検証してもらいたい」と訴えた。

阿部守一知事は「今後とも噴火災害の記憶を胸に深く刻み、再び多くの人に訪れてもらえる御嶽山となるよう安全対策に万全を期すことを誓う」と述べた。その後、遺族らが献花台に花を供えた。

御嶽山噴火から4年を迎え、慰霊碑に刻まれた名前に触れる遺族=27日午前、長野県王滝村

御嶽山噴火から4年を迎え、追悼式で遺族代表の言葉を述べる長山幸嗣さん=27日正午、長野県王滝村(代表撮影)

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