オスプレイ横田に正式配備=5機、沖縄以外で初-米軍

政治・外交

米空軍のCV22オスプレイ5機が1日、米軍横田基地(東京都福生市など)に正式配備された。沖縄県以外の在日米軍基地へのオスプレイ配備は初めて。低空飛行訓練などを行うとみられ、市街地に隣接する同基地周辺では、抗議活動が行われるなど住民の不安が高まっている。

防衛省によると、2024年ごろまでに計10機と要員約450人が段階的に配備される。今回配備の5機は今年4月、横浜市の米軍施設に陸揚げされて以降、横田基地への飛行を繰り返していた。

5機のうち1機は6月、訓練のため横田基地から嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)に向かう途中、エンジン故障で奄美空港(鹿児島県)に緊急着陸している。

米軍は当初、17年後半に3機を横田基地へ配備するとしていたが、同年3月、19~20年への配備延長を公表していた。その後の東アジア情勢を踏まえるなどし、予定を前倒ししたとみられる。

CV22は、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備されている海兵隊のMV22と機体の基本性能は同じだが、夜間に低空飛行を行うためのレーダーなど装備が異なる。空軍の特殊作戦など、より過酷な状況での運用が想定されている。

東京都と地元6市町による連絡協議会は9月、配備後の訓練に関する情報提供や安全対策の徹底などを防衛省に要請。「基地周辺住民の不安は解消されたとは言えない」と要請文で言及した。

米軍施設を離陸するCV22オスプレイ=4月、横浜市神奈川区

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