住友重機でも品質不正=金属加工部品、数値書き換え

経済・ビジネス

住友重機械工業は1日、子会社の住友重機械ハイマテックス(愛媛県新居浜市)が製造した金属加工部品で、顧客との間で取り決めた仕様に合うよう、検査結果を書き換える品質不正があったと発表した。

不正があったのは、製鉄所などで鋼板を製造する設備で使用される円筒状の金属「熱間圧延用ロール」。検査結果のうち「硬度」「成分」「外殻層厚」の3項目について、顧客との間で取り交わした仕様書の範囲に収まるように数値を書き換えた上、金属組織の顕微鏡写真を適合するものにすり替えた。

2017年10月から18年9月の約1年間に、納入先66社のうち38社向けの製品で不正が行われていた。同部品による製造設備への影響は確認されていないという。

今回と同じ製品について、クボタなど他社で同様の不正があったことから社内調査を実施し、9月19日に発覚。公表が10日以上遅れたことについて住友重機は「詳細な調査を行っていたため」と説明している。

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