熊本市議問題、英でも報道=「束縛社会」と批判

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【ロンドン時事】熊本市議会が喉あめをなめながら質問をした女性市議に退席を命じた問題を英メディアが相次ぎ報じている。保守系紙デーリー・テレグラフ(電子版)は1日、「柔軟性を欠いたエチケット、規則、上下関係でがんじがらめに束縛された社会に光が当たった」と伝え、市議会の対応に批判的だ。

熊本市議会の緒方夕佳市議が退席を命じられたのは9月28日。英メディアは、緒方市議が昨年11月、子連れで議会に出ようとして退席を求められた一件も含めて報じており、「安倍晋三首相が『女性の活躍』を提唱しながら、職場の男女格差解消で日本が他の先進国に大きく立ち遅れていることは有名だ」(同紙)と論調は冷ややかだ。

左派系紙ガーディアン(電子版)も事実関係を淡々と伝え「日本の親、とりわけ母親は、保育所も足りない中、仕事と子育ての両立という困難に直面している」と問題点を指摘している。

熊本市議会の緒方夕佳議員=9月28日、熊本市中央区

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