大阪市、米サンフランシスコと姉妹都市解消=慰安婦像設置に反発

政治・外交

大阪市は2日、慰安婦像を市有地に設置した米サンフランシスコ市の対応を問題視し、同市に対し姉妹都市関係を解消する文書を送付したと発表した。これにより、半世紀以上続いた両市の姉妹都市関係は正式に解消された。

大阪市の吉村洋文市長は同日、市役所で記者団の取材に対し、慰安婦像と「性奴隷にされた何十万人の女性」などと記された碑文について「史実に基づいていない。日本バッシングだ」と改めて批判。「信頼関係が破壊された上で、姉妹都市関係を続けるべきではない」と語った。

大阪市は昨年12月にサンフランシスコ市との姉妹都市解消を幹部会議で決定した。しかし、先方の当時の市長が急死したため、解消の通知は見送った。今年7月に新たに就任したロンドン・ブリード市長に設置撤回を求める書簡を送付したが、回答がなかった。

両市は1957年10月、海に面した同じ規模の都市として姉妹都市交流を開始。これまで市関係者や学生の相互訪問などが行われてきた。

米サンフランシスコ市との姉妹都市関係解消について説明する大阪市の吉村洋文市長=2日午後、同市役所

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