教育勅語を現代風に=柴山文科相「検討に値する」

政治・外交

柴山昌彦文部科学相は2日夜の記者会見で、戦前・戦中の教育規範とされた教育勅語について「同胞を大切にするとか、国際的な協調を重んじるといった記載内容を現代的にアレンジして教えていこうという動きがある」と指摘した上で、「そういったことは検討に値する」と述べた。

柴山氏は教育勅語の活用に関し「道徳などに使うことができる部分は十分ある。普遍性を持っている部分が認められる」と説明した。

教育勅語は、親孝行や兄弟仲良くなどの徳目を説く一方、国家危急の大事の際は一身をささげて国に尽くすよう要求。軍国主義を助長したとの批判から、衆参両院が1948年に排除と失効確認を決議した。政府は昨年、教材に用いることを否定しない答弁書を決定し、反発が広がった経緯がある。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 政府・内閣 文教政策