市場業者、豊洲へ大移動=開場に向け引っ越し本格化-築地

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「日本の台所」として親しまれ、6日で営業を終えた築地市場(東京都中央区)では7日、移転先の豊洲市場(江東区)への引っ越しが本格化した。早朝から場内周辺で品物を運ぶ小型車両「ターレ」などが大移動を開始。11日の開場に向けた準備が加速している。

都によると、本格的な引っ越し期間は10日まで。引っ越すのは約900の卸や仲卸業者、飲食店などで、荷物の総量は2トントラックで約5300台分、ターレは約2100台が移動する見通しだ。

輸送に当たっては、11月に一部供用を始める環状2号線の未開通区間を市場関係者向けに開放。豊洲へ荷物を運ぶトラックなどが10日まで利用できる。

ターレは7日午前5時ごろから、一列に連なりながら築地を出発。供用開始前の築地大橋と豊洲大橋を越え、約2.3キロ離れた新市場へ到着した。未開通区間は同7時までターレ専用となり、計約300台が走行した。築地の場内では朝からトラックが慌ただしく出入りし、市場関係者らが荷物を運び出す様子が見られた。

築地市場は豊洲の開場後に解体され、2020年東京五輪・パラリンピックの際の輸送拠点となった後、再開発される方針だ。

築地市場から豊洲市場に移動するため、ターレ(小型運搬車)で豊洲大橋を渡る市場関係者ら=7日早朝、東京都江東区

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