ロヒンギャ調査団の活動担保を=安倍首相、スー・チー氏と会談

政治・外交

安倍晋三首相は9日、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問と東京・元赤坂の迎賓館で会談し、現政権のイスラム系少数民族ロヒンギャ迫害をめぐり意見交換した。首相はロヒンギャが住む西部ラカイン州での国際専門家を含む独立調査団の活動を担保し、帰還民の受け入れ環境を整備するよう要請した。

これに対しスー・チー氏は「独立調査団が正しく適切な調査を実施していくことが重要だ。調査団には非常に広範かつ大きな権限を与えている」と述べ、調査の実効性を強調した。

首相は会談後の共同記者発表で、「ミャンマー政府による問題解決に向けた取り組みを支えていく」と表明。ラカイン州で帰還民の再定住に向け、道路、送電線、給水分野などの環境整備を支援する考えを明らかにした。

共同記者発表に臨むミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相(左)と安倍晋三首相=9日午後、東京・元赤坂の迎賓館(代表撮影)

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