日豪、北朝鮮に拉致解決要求=南シナ海「深刻な懸念」-2プラス2

政治・外交

【シドニー時事】日本、オーストラリア両政府は10日、外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)をシドニーで開き、北朝鮮に日本人拉致問題を即座に解決するよう求める共同声明を発表した。この中では、北朝鮮が国連安保理制裁を逃れるため行っている「瀬取り」の監視で協力を確認。中国が軍事拠点化を進める南シナ海の情勢について「深刻な懸念」を表明した。

日豪2プラス2は2017年4月以来。日本側は河野太郎外相と岩屋毅防衛相、豪州側はペイン外相とパイン国防相が出席した。声明には、安倍晋三首相が提唱する「自由で開かれたインド太平洋戦略」の実現に向けて、安全保障やインフラ投資などの分野で日豪に米国を加えた3カ国の協力強化が盛り込まれた。

終了後の共同記者会見で、河野氏は「戦略的パートナーのオーストラリアとの連携がかつてなく重要だ」と指摘。ペイン氏も「(日本との)関係は深くなっている」と述べた。

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