「日本の台所」継承へ=豊洲新市場がオープン-築地は解体着手

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東京・築地市場に代わる豊洲市場(江東区)が11日開場し、初競りが行われた。土壌汚染問題への対応で、予定より2年遅れのオープンに。最新設備を導入した新市場が、「日本の台所」として親しまれた築地の歴史と伝統を引き継ぎつつ、さらなる発展を遂げられるかが問われる。閉場した築地市場では午後から解体作業に入った。

初日は生マグロと冷凍マグロ計1733本が入荷し、午前5時半、競りが始まった。ご祝儀相場となったのは北海道産のウニで、1箱(約400グラム)20万円の最高値が付いた。

取引前には、三本締めと拍手で新市場の幕開けを祝った。水産物業界の代表は「やがては築地を上回る豊洲のブランドを構築し、次の100年につながる市場とすべく、一丸となってまい進しよう」と呼び掛けた。

市場には小池百合子都知事も駆け付け、「まさに新市場に魂が入れられる。これまで培われてきた築地での技、目利きの力を豊洲市場に移してほしい」と訴えた。

同日は、市場周辺の渋滞でトラックが遅れたり、勝手の違う施設で荷物がスムーズに運べなかったりなど一部混乱も見られた。

開場日を迎え、マグロの初競りが行われた豊洲市場=11日午前、東京都江東区

開場日を迎え、豊洲市場内を走る小型車両「ターレ」=11日午前、東京都江東区

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