福原愛が引退表明=「選手として使命果たせた」-卓球

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卓球女子団体でロンドン、リオデジャネイロ両五輪で2大会連続のメダルを獲得した福原愛選手(29)=ANA=が21日、自身のブログで現役引退を表明した。「私は選手としての立場を、ここで一区切りつけることを決意した」と記した。

福原は2016年リオ五輪団体で銅メダルに貢献した後、同五輪台湾代表の江宏傑選手と結婚し、結婚生活を優先させて競技を休養。17年10月には第1子となる長女を出産した。

福原は休養に入る際、「これから先、私が頑張ることで、後輩のためにも新しい道を切り開くことができたら」と復帰する意向を示していた。しかしブログでは、若手選手の活躍を見て「私が選手としてできることはやり切った、頑張り抜いた、という思いが強くなり、選手としての立場でやるべき使命は果たせたかなと感じるようになった」と気持ちに変化があったことを明かした。

福原は24日に開幕する卓球の新リーグ、Tリーグの理事を務めている。今後について「これまで以上に若い世代が成長しやすい環境をつくるなど、私が卓球界、スポーツ界に貢献していけるのではと考えている」とした。

3歳で卓球を始めた福原は天才少女としてメディアに取り上げられ、「泣き虫愛ちゃん」の愛称で多くのファンに親しまれてきた。卓球人気の火付け役ともなり、後進に大きな影響を与えた。

五輪には04年アテネ五輪から4大会連続で出場し、女子団体では12年ロンドン五輪で銀、リオ五輪で銅メダルを獲得した。世界選手権は03年に14歳で初出場し、シングルス8強。全日本選手権のシングルスでは12、13年に連覇した。

ロンドン五輪の卓球女子団体で銀メダルを獲得し、笑顔でメダルを見せる福原愛=2012年8月、ロンドン

リオデジャネイロ五輪の卓球女子団体で銅メダル獲得が決まり、喜ぶ(右から)福原愛、石川佳純、伊藤美誠=2016年8月、ブラジル・リオデジャネイロ

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