「過熱」リスク、バブル後最高=融資などの動向注視-日銀

経済・ビジネス 政治・外交

日銀は22日、金融システムリポートを公表した。低金利環境の長期化を背景に、企業や不動産向け貸し出しなどの金融活動が過熱するリスクがバブル崩壊後で最高水準に高まっていると分析。1980年代後半のバブル期のような過熱感は見られないが、「金融緩和が続く中、金融機関、企業、家計が楽観的にならないか注視したい」(金融機構局)と強調した。

リポートは、「過熱」に近づいている金融活動として、金融機関の貸し出し姿勢、不動産業向け融資、株価などを指摘。大規模金融緩和により金融機関の貸し出し姿勢が緩み、信用力が相対的に低い企業を中心に貸し出しが増加。不動産業向け貸出残高も80~90年代のピークを上回って、過去最高水準に増加している。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 経済調査・分析 金融政策