女子受験生55人が不合格=2年間入試、第三者委報告-東京医大

社会

東京医科大で女子受験生らへの得点操作が行われていた問題で、同大は23日夜、第三者委員会(委員長・那須弘平弁護士)の第一次調査報告書を公表した。昨年度と今年度の一般入試などで得点操作前の点数を復元した結果、女子受験生55人が合格ラインを上回っていたのに、不合格だったと明らかにした。

第三者委は追加合否判定を実施し、合格者からの補償請求にも誠実に対処するよう求めた。

報告書は昨年度と今年度の医学部医学科入試で問題行為が複数あったことを確認。大学入試センター試験を利用した入試での不正行為があったほか、推薦入試でも女子受験生を不利に扱った疑いがあると指摘した。

前理事長らが職員に点数データ書き換えを指示して成績順位を高めていたことなども盛り込んだ。

今年8月の内部調査委員会の報告書では、女子受験生らへの点数操作は遅くとも2006年度入試から実施。個別の不正加点は昨年度と今年度の一次試験で計19人に行われ、最大49点加点のケースもあった。

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