大手生保、長期債投資を一部再開=金利上昇で-18年度下期計画

経済・ビジネス

大手生保10社の2018年度の下期資産運用計画が出そろった。高い利回りが見込める外国債券に引き続き多くの資金を振り向ける。一方、長期金利が上昇したことで、これまで抑制してきた償還期間20年以上の日本国債への投資を再開する動きも一部に出てきた。

日銀が7月末に長期金利の一定程度の上昇を認める政策修正をしたことから、国内の長期金利は小幅ながら上昇した。金利水準そのものは期間30年の国債でも0.9%前後。多くの生保が投資の目安とする1%を下回るものの、「従来に比べると投資しやすくなった」(日本生命保険の秋山直紀財務企画部長)との声が上がり始めた。

期間20年以上の国債については日本生命のほか、明治安田生命保険、太陽生命保険などが投資を検討している。ただ、国内債券全体では、4社が減少、4社が横ばいと抑制的な計画となっており、国債投資の本格的な再開には至っていない。

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