電子部品材料でも検査不正=蓄電池に続き-日立化成

経済・ビジネス

化学メーカーの日立化成が、電子部品材料で顧客と取り決めた検査を行っていなかったことが27日、分かった。同社は顧客である半導体メーカーへの通知を始めた。社内に設置した特別調査委員会が詳細を調べており、近く調査結果を公表する。同社は今年6月にも産業用鉛蓄電池での品質不正を発表している。

不正が見つかったのは、ICチップを保護する「封止材」。スマートフォンやパソコン、家電などの電子回路基板上で使い、半導体を光や熱、湿気、ほこりなどから守る役割を果たす。日立化成は、世界トップクラスのシェアを持つという。

同社は日立製作所の子会社。6月下旬には、工場などの非常用バックアップ電源向けの産業用鉛蓄電池で、検査データを捏造(ねつぞう)したり、顧客と取り決めた方法で検査を行わなかったりしていたと公表。弁護士や学識経験者、社外取締役でつくる特別調査委が調べている。

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