出国審査、無人でスイスイ=1台790万円、日本人向け-羽田空港

社会

法務省東京入国管理局は31日、羽田空港の出国審査で、日本人向けに無人で顔認証を行うゲートの運用を始めた。政府は2020年に訪日外国人旅行者4000万人を受け入れる目標を掲げている。日本人の出国審査を自動化することで浮いた人手を外国人の入国審査などに振り向け、待ち時間の短縮につなげる。

東京入国管理局によると、審査場に設置されたゲートは、出国する人が旅券をかざすと顔写真の情報を読み取る。内蔵カメラで本人の写真も撮影し、一致するかどうか顔認証を行う。1人当たりの審査にかかる時間は平均15秒程度という。

羽田空港の出国審査場にはゲート13台を設置。1台当たりの価格は約790万円で、既に入国審査場には10台設置されている。入国審査場での日本人の利用率は8割程度で推移しているといい、審査官を外国人旅行者向けに多く振り向けることにつながりそうだ。

羽田空港の出国審査場に設置されたゲートと利用者=31日午前、東京都大田区

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