KDDI、楽天と提携=携帯電話の通信網を貸与

経済・ビジネス

KDDI(au)は1日、携帯電話事業に参入する楽天と業務提携し、通信網を貸し出すと発表した。楽天は提携により、2019年10月の事業開始当初から全国で第4世代(4G)高速通信規格「LTE」による通信サービスを提供できるようになる。両社は物流や決済分野でも提携関係を深めていく。

KDDIの高橋誠社長は1日の記者会見で、「現在は(次世代通信規格)5GやIoT(モノのインターネット)で、巨額の設備投資費用が必要な時代だ」と指摘。「競争しながらも、互いの資産を生かして協力するという考え方が重要だ」と、将来のライバル企業との提携理由を説明した。

楽天は14年からNTTドコモの回線を借り、格安スマートフォン事業を展開。しかし昨年、自前で基地局などを保有する携帯電話事業への参入を発表し、今年4月、総務省から電波の割り当てを認められた。楽天は、基地局整備や大手と回線を共有する「ローミング(相互接続)」などに最大6000億円を投資するとしているが、提携先は未定だった。

楽天との業務提携などを発表するKDDIの高橋誠社長=1日、東京都千代田区

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