円建て債で財政支援=日マレーシア首脳が会談

政治・外交

安倍晋三首相は6日、マレーシアのマハティール首相と首相官邸で会談した。マハティール氏は、日本をモデルに経済成長を目指す「東方政策」の再活性化を目指しており、両首脳は経済や教育、人材育成分野での協力強化で一致。マレーシア政府の財政再建を支援するため、同国が最大2000億円分の円建て債(サムライ債)を国際協力銀行(JBIC)の保証付きで日本国内で発行する方針で合意した。

北朝鮮の非核化や日本人拉致問題の早期解決、中国が海洋進出を強める南シナ海問題で連携を確認。米国を除く11カ国による環太平洋連携協定(TPP11)など自由貿易推進も申し合わせた。

安倍氏は、マレーシアの交通網改善に向け、今月末にJR九州とJR貨物の専門家を同国へ派遣すると伝達。マハティール氏が求める日本の大学の分校設置に向け協議していくことも確認した。

マハティール氏は5月に約15年ぶりに首相に復帰した。安倍氏との首脳会談は6月以来2回目。

握手する安倍晋三首相(右)とマレーシアのマハティール首相(左)=6日、首相官邸(EPA時事)

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