株主優待実施率、8年連続最高=個人投資家確保へ上場企業

経済・ビジネス

上場企業の間で、株主優待を導入する社が増えている。大和インベスター・リレーションズ(IR、東京)によると、今年は38.5%が実施し、8年連続で過去最高を更新した。「個人投資家の獲得が主な狙い」(大和IRコンサルティング部の浜口政己担当部長)だ。企業間で株式の持ち合い解消が進む中、安定株主になってもらうため、長期保有を優遇する動きもみられる。

大和IRによると、実施率は2008年のリーマン・ショックの時期などを除いて20年以上も上昇が続き、今年は上場企業3771社のうち1450社が実施した。内容は飲食料品や買い物・プリペイドカードが8割近くを占め、北海道地震など相次ぐ自然災害を受け、寄付をメニューに加える社も増えた。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 経済調査・分析 資金運用・調達・新規上場