日本海で日韓漁船が衝突=竹島の北東330キロ、けが人なし

社会

15日午前9時40分ごろ、能登半島沖の日本海で韓国と山形県の漁船が衝突した。海上保安庁によると、けが人の情報はないという。現場は島根県竹島(韓国名・独島)の北東約333キロ。両国の漁船操業が認められている海域で、同庁などが衝突の経緯や原因を調べている。

菅義偉官房長官は同日午前の記者会見で、「救助は民間漁船同士で行われ、日本漁船の損傷はそれほどでもないと報告を受けた」などと述べた。

第9管区海上保安本部や山形県によると、日本側の漁船は同県漁協所属の「第三十八正徳丸」(163トン)。酒田港を出港し、現場付近でスルメイカ漁をしていた。乗員は9人で、5人が日本人、4人がインドネシア人。

現場は日本海中部の「大和堆(やまとたい)」と呼ばれる好漁場に近い海域で、この漁場では韓国や北朝鮮の漁船も頻繁に操業している。

一方、韓国海洋警察当局によると、韓国漁船は48トン級。乗員13人は救助されたが、浸水し、近くの漁船が沈没を防いでいるという。

韓国当局者は、韓国漁船が漁をしている最中に、日本漁船が接近し、衝突した可能性を指摘している。

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