英国「聖地」で日本ラグビー紹介=特別展開催、明治期の試合スケッチも

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【ロンドン時事】ラグビーの「聖地」とされるロンドン郊外トゥイッケナム競技場に併設された世界ラグビー博物館でこのほど、日本のラグビーの歴史を紹介する特別展が始まった。明治時代初期に国内で行われた試合のスケッチや、珍しいジャージーなど約60点が展示されている。来年8月まで。

現在の横浜市で行われた英国人同士の試合をスケッチで活写した1874年発行の雑誌のコピーや、慶応大ラグビー部の1904年のジャージーなどが並ぶ。日本代表のエンブレムである三つの桜の花の一つが、つぼみで描かれた32年当時のジャージーも目を引く。

日本ラグビーの歴史は幕末の1866年、アジア初のフットボールクラブが横浜で、英国人の手でつくられた時に始まるとされる。フィル・マクガワン学芸員は「日本は産業や通商、スポーツなどで多くのアイデアを西洋から学び、日本流に進化させた。ラグビーでも同じことが言える」と述べた。

日本で来年行われるワールドカップ(W杯)はアジア初開催となる。決勝戦が行われる横浜市の鳥丸雅司文化観光局担当課長は、特別展会場で「アジアで最初にラグビーが行われた横浜でアジア初のW杯が行われることに縁のようなものを感じる」と話していた。

世界ラグビー博物館で始まった日本のラグビーの歴史を紹介する特別展=17日、ロンドン郊外のトゥイッケナム競技場

世界ラグビー博物館に展示されている、横浜での英国人同士によるラグビーの試合のスケッチを掲載した1874年発行の雑誌コピー=17日、ロンドン郊外

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