遺体捜索、先月末に打ち切り=邦人留学生不明事件-フランス

社会

【ブザンソン(仏)時事】2016年12月、フランス東部ブザンソンに留学していた筑波大生の黒崎愛海さん=東京都出身=が行方不明になった事件をめぐり、ブザンソンの検察は19日、記者会見し、10月末で遺体の捜索を打ち切ったと明らかにした。

記者会見した地元警察のミレ指揮官は「新しい情報があれば遺体の捜索を再開する」と述べた。捜査自体は続ける。

マント検察官は「遺体が見つからなかったため、新たな段階に進まなければならない」と強調。黒崎さんが殺害されたことを示す「十分な証拠がある」と語り、仏検察がチリ入りし、チリ人の元交際相手ニコラス・セペダ容疑者から直接聴取を行ったり、チリ司法当局に捜査状況を説明したりできるよう数週間以内に働き掛けると説明した。

黒崎さんは16年12月4日、セペダ容疑者とブザンソン近郊で食事後、行方が分からなくなった。セペダ容疑者は直後に帰国。仏当局は「計画的殺人」の容疑で国際手配し、チリ政府に身柄拘束を要請したものの、チリ当局は「証拠不十分」と主張し退けている。

筑波大生の黒崎愛海さん=フェイスブックより(AFP時事)

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