日航に立ち入り検査=パイロット飲酒で-国交省

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日本航空の男性副操縦士が10月、英国の空港で乗務前に基準値を超えるアルコールが検出されたとして地元警察に拘束され、旅客便に遅れが生じた問題で、国土交通省は27日、東京都大田区の羽田空港旅客ターミナルにある日航のオペレーションセンターへ立ち入り検査に入った。日航に対する検査は29日まで行われる予定。

国交省は検査で現場を確認し、日航が提出した飲酒問題に関する調査結果や再発防止策の報告書と食い違いがないかを見極めた上で、行政処分を含めた対応を検討する。

日航の調査結果によると、副操縦士は乗務予定日の前日にワインやビールなどを大量に飲酒。予定日当日は乗務前のアルコール検査を不正にすり抜けたとみられている。同僚機長らもアルコール検査の際に相互確認を怠っていたとされ、日航は「組織全体の問題」と位置づけている。

日本航空のオペレーションセンターに立ち入り検査に入る国土交通省の職員=27日午前、東京都大田区

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