トランプ氏、対日赤字是正を要求=日米首脳、貿易拡大で一致

経済・ビジネス 政治・外交

【ブエノスアイレス時事】安倍晋三首相は30日午後(日本時間12月1日未明)、訪問先のアルゼンチン・ブエノスアイレスで、トランプ米大統領と約35分間会談した。トランプ氏は対日貿易赤字の縮小を評価しながらも、一層の是正に向けた日本側の取り組みを求めた。両首脳は、双方の利益となるように日米間の貿易をさらに拡大させる方針で一致した。

トランプ氏は「貿易赤字が巨大だが、それは減ってきた」と指摘。日本による最新鋭ステルス戦闘機F35の購入方針に触れ、「感謝を表したい」と述べた。同時に「貿易赤字が是正されるよう首相と協力していく」と述べ、日本側のさらなる努力を求めた。

一方、首相は米国による対中国制裁関税に言及し、「貿易制限措置の応酬はいかなる国の利益にもならない」との日本の立場を伝え、冷静な対応を促した。両首脳は、世界経済や地域の安定など幅広い分野で中国に建設的な役割を促すため、緊密に連携していくことを確認した。

握手する安倍晋三首相(左)とトランプ米大統領=30日、ブエノスアイレス(AFP時事)

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 通商・貿易・対外投資 通商政策 中国 北朝鮮 ロシア 米国