テレビ、4K8K放送開始=17チャンネルで臨場感あふれる鮮明映像

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超高精細な映像規格「4K」と「8K」の実用衛星放送が1日午前10時に始まった。総務省から認定を受けたNHKや在京民放キー局子会社など計17チャンネルが一斉に放送を開始した。より臨場感あふれる鮮明な映像をテレビで楽しめるが、本格普及には課題もある。

4K8Kの推進キャラクターを務める女優の深田恭子さん、石田真敏総務相や上田良一NHK会長、大久保好男日本民間放送連盟会長(日本テレビ放送網社長)らが出席して、東京都内のホテルで記念行事を行った。

上田氏はあいさつで「2020年には最高水準の放送サービスを届けると約束する」と強調。大久保氏は「成功させるには魅力的な番組を作ることが不可欠だ」と語った。専用チューナーを設置したばかりという深田さんは「(映像を)帰って楽しみたい」と述べた。

地上デジタル放送などで使われているフルハイビジョンに比べると、4Kは画素数で4倍、8Kは16倍もあり、実際に目の前で起こっているかのように映像シーンを視聴できるという。

4K8Kの試験放送は16年に始まったが、対応テレビの出荷台数は500万台超にとどまり、全国の世帯数の1割程度。コンテンツの充実などが課題になっており、19年に日本で開催されるラグビーワールドカップや20年の東京五輪・パラリンピックが普及の起爆剤になると期待されている。

「4K」「8K」の実用衛星放送開始セレモニーで写真に納まる推進キャラクターの深田恭子さん(左から2人目)、石田真敏総務相(同3人目)ら=1日午前、東京都千代田区

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