トルコ原発計画、断念へ=三菱重など官民

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日本政府と三菱重工業がトルコでの原子力発電所の建設計画について、断念を視野に同国政府と調整に入ったことが4日、分かった。東日本大震災を受けて原発の安全対策にかかる費用が膨らみ、建設費が当初想定の2倍以上に増大。トルコ側が建設後の売電価格の引き上げなど計画を見直さない限り事業化は困難と判断した。

世耕弘成経済産業相は同日の閣議後記者会見で、「現在まさに(トルコ側と)協議を行っている最中だ」と説明する一方、「何らかの決定が行われた事実はない」と述べた。

2013年、日本からトルコに原発を輸出することで両政府が合意した。計画では、23年の稼働開始を目標に黒海沿岸で4基の原発を建設する。

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