自民改憲案、提示見送り=国民投票法改正も継続-衆参憲法審

政治・外交

自民党は10日閉幕した臨時国会で、党憲法改正案の国会提示を見送った。改憲に関する国民投票法改正案も継続審議となった。同党は来年1月召集の通常国会での提示を目指すが、野党の協力を得られるかは不透明だ。

衆院憲法審は10日、投票法改正案の継続手続きなどを実施。立憲民主党など主要野党は継続に反対したが、4分程度で散会した。参院憲法審は今国会初めて審査会を開き、幹事の選任など約10分で終えた。

自民党は安倍晋三首相の意向を受け、審査会での党改憲案提示を目指してきた。ただ、出入国管理法の改正をめぐり与野党が対立したことに加え、森英介会長(自民)が審査会開催を強行したことなどに主要野党が反発。臨時国会での提示断念に追い込まれた。

一方、衆院憲法審は10日に幹事懇談会を開き、野党の求めに応じて国民投票CMの量的規制の在り方について、日本民間放送連盟の永原伸専務理事から意見聴取した。永原氏は「規制は政治的表現の自由の制約になる」と慎重な考えを示した。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 国会 政党