米、車で数量規制要求か=対日貿易交渉で-元USTR高官

政治・外交

【ニューヨーク時事】米通商代表部(USTR)で日本・中国担当の代表補代理を務めたグレン・S・フクシマ氏は11日までに時事通信のインタビューに応じた。来年1月にも始まる日米貿易協定交渉について、トランプ政権は自動車分野で対米輸出の数量規制を要求する可能性が高いとの見方を示した。「日本が数量規制に応じないなら、追加関税を発動する可能性も排除できない」と強調した。

米商務省は5月下旬、安全保障上の脅威を理由にした輸入制限措置を定めた米通商拡大法232条(国防条項)に基づき、自動車貿易の調査に着手した。日本政府は9月下旬の日米首脳会談を受けた共同声明を根拠に「交渉中は追加関税の発動はない」と説明。ただ、フクシマ氏は「共同声明の表現は非常にあいまいで、関税発動をめぐる両国間の解釈は一致していない」と指摘した。

インタビューに答えるグレン・S・フクシマ氏=ニューヨーク

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