原発計画、トルコの判断待ち=採算確保は譲れず-三菱重工社長

経済・ビジネス

三菱重工業の宮永俊一社長は12日、インタビューに応じ、トルコで検討してきた原子力発電所の建設計画について「経済合理性の範囲内での対応はいつでもできると提案している」と述べた。採算に合う案をトルコ側が受け入れない限り、断念もやむを得ないとの認識を示したものだ。今は先方の判断を待っている状況という。

黒海沿岸に原発4基を建設し、2023年の稼働を目指す計画で、三菱重工は7月末、事業化のための調査報告書をトルコ側に提出した。しかし、安全対策費の増加などで事業費が当初の想定(約2兆円)の2倍以上に膨らみ、計画実現は困難な状況。宮永社長は「私どもが判断できる範囲ではない」とし、日本とトルコ両政府の協議を見守る考えを示した。

インタビューに答える三菱重工業の宮永俊一社長=12日午後、東京都港区

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