日立、英原発計画延期も=出資企業集め難航で

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日立製作所が英国で進めている原子力発電所の建設計画をめぐり、2019年中としてきた建設に関する同社の最終判断が遅れる可能性が出てきた。日立は年内に、実施主体の英原発子会社に出資する企業の選定にめどを付ける方針だったが、複数の関係者は16日までに「年内の出資企業確保は困難」と指摘した。このため、最終判断が遅れ、20年代前半を目指す運転開始時期も延期されかねない情勢だ。

日立は英原発子会社を通じ、20年にも英中西部のアングルシー島で原発2基の建設工事に着手する計画。ただ、同子会社への出資比率を現在の100%から50%未満に引き下げ、経営リスクを抑えることが前提となっている。

しかし、関係者によると、日立が採算確保に向け、英政府に資金支援などを求めてきた交渉は決着しておらず、本格的に出資企業を募る段階に至っていないという。

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