トヨタ労組、ベア要求額非公表=傘下の賃金格差是正で検討-19年春闘

経済・ビジネス

トヨタ自動車労働組合が、2019年春闘で基本給を底上げするベースアップ(ベア)の要求額を非公表にする検討を始めたことが19日、分かった。主要労組がベアの具体額を公表せずに要求するのは異例。トヨタは春闘相場の「けん引役」として注目されており、他企業の労使交渉に影響を及ぼしそうだ。

ベア自体は6年連続で要求する方針。トヨタ労組が要求額を非公表とするのは、傘下のグループ各社がトヨタのベア水準を参考にする慣例をなくし、賃金格差の是正を進める狙いがある。

組合執行部内では、組合員1人当たりの定期昇給やベアなどを合わせた賃上げ総額を示し、要求する案が浮上している。その際、ベアの要求額を会社側に示さないことも検討されている。要求は来年2月に正式決定する。

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