「キラー衛星」も監視=山口のレーダー、宇宙部隊も-防衛省、対中国、ロシア警戒

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防衛省が山口県山陽小野田市で整備計画を進め、2023年度からの運用を目指している宇宙監視レーダーに関して、スペースデブリ(宇宙ごみ)だけでなく、他国の人工衛星を攻撃する「キラー衛星」も監視対象にすることが、政府関係者への取材で分かった。同省は宇宙空間の状況を常時監視する宇宙領域専門部隊を航空自衛隊に新設する。

ロシアや中国はキラー衛星の開発を進めているとされ、宇宙空間の平和利用を妨げる物体を幅広く監視し、米軍とも情報共有する。

政府は安全保障上の脅威が多様化しているとして、陸海空に加えて宇宙、サイバー空間、電磁波領域での対処能力を強化する「クロス・ドメイン・オペレーション(領域横断作戦)」を打ち出している。宇宙の状況監視はその柱の一つで、新たな「防衛計画の大綱」にも盛り込まれた。

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