日産・ルノー、トップが接触=公式会談は見送り

経済・ビジネス

日産自動車とルノーのトップによる直接会談が見送られたことが19日、分かった。三菱自動車を加えた3社連合はオランダ・アムステルダムで18日に幹部会議を開催。現地を訪れた西川広人日産社長はルノーの実質トップであるボロレ副最高経営責任者(CEO)と会議の合間に言葉を交わした。ただ関係者は、公式な会談ではなかったと説明している。

前日産会長のカルロス・ゴーン容疑者の逮捕後、日産とルノーのトップが直接顔を合わせるのは初めて。帰国した西川氏は19日夜、東京都内で記者団に対し、「(両社の)取締役会同士が同じ土俵に立てるようお願いした。いい話ができた」と語ったが、具体的な言及は避けた。内部調査結果などについては話し合われなかったものの、西川氏は説明する用意があることを伝えた。

首脳級幹部を送り込みたいルノーは臨時株主総会の開催を求めているが、日産は応じない方針だ。両社の間には溝があり、非公式な意見交換にとどまったとみられる。

3社は連合の本拠があるアムステルダムで定期的に幹部会議を開催しており、18日から2日間の日程で車の開発・生産や部品調達などをめぐる具体的な協力について話し合った。三菱自の益子修CEOは日本からテレビ会議システムで参加した。

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