熊本市動植物園が全面開園=被災から2年8カ月ぶり

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2016年4月の熊本地震で被災した熊本市動植物園(同市東区)が22日、2年8カ月ぶりに全面開園した。他の動物園へ避難していた猛獣5頭などが地震後、同園で初めて一般公開された。

同園は地震で猛獣舎のおりが傾いたり、敷地が地盤沈下したりした。17年2月から被害の少なかったエリアで土日祝日のみ部分開園しながら、復旧工事を続けてきた。

全面開園により、公開される動物数は24種増え131種になった。福岡、大分両県の動物園4カ所に避難し、今年10月に戻ってきたライオンやアムールトラなど猛獣5頭や、国内で唯一飼育するオナガザル科のキンシコウ2匹などが新たに見られるようになった。

岡崎伸一園長は開園式典で「猛獣舎に強化ガラスをはめた。間近で迫力のある姿を見てほしい。地震前のにぎやかさを取り戻したい」とあいさつした。

全面開園した熊本市動植物園で、地震後初めて一般公開されたアムールトラを見る来園者=22日午前、熊本市東区

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