河野外相専用機は見送り=チャーター費6倍増で代替-外務省

政治・外交

外務省は2019年度予算案で、河野太郎外相の専用機取得を見送る代わりに、チャーター機の費用4億2000万円を計上した。18年度当初予算の6倍に相当する増額となる。ただ、河野氏はなお専用機獲得への意欲を見せており、事務方を悩ませそうだ。

「今年の漢字は飛」。河野氏は21日の記者会見で、活発に展開した自身の海外出張を振り返り、こう語った。

河野氏は、外相に就任した17年8月以降、北アフリカから帰国する今月29日までに61カ国・地域(延べ88カ国・地域)を訪問することになる。会見では「商用機で連携がうまくいかない地域がまだ残っている」として、チャーター機代を増額する意義を強調した。

一方、「保秘や効率的な出張の観点から閣僚専用機があってもいい」と主張。今後、他の閣僚も利用可能な「閣僚専用機」導入を訴えていく構えだ。

これに対し外務省内は、河野氏の積極外交に活気づくものの、獲得費用や維持費で同省の予算を圧迫する専用機導入には慎重意見が根強く、職員が河野氏を説得しているところだ。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 外交 行政一般(政治欄向け)