秋篠宮さま「大嘗祭は既存施設で」=「30年来の持論」と宮内庁に

社会

秋篠宮さまが、皇太子さまの新天皇即位に伴う皇室行事「大嘗祭」について、儀式を行う大嘗宮を設営せず既存施設で行うとの案を宮内庁に示されていたことが分かった。同庁の西村泰彦次長が25日の定例記者会見で明らかにした。

秋篠宮さまは11月の誕生日記者会見で、大嘗祭への公費支出について「内廷会計で行うべきだ」と異議を唱え、「身の丈に合った儀式」とするのが本来の姿だと述べた。西村次長によると、秋篠宮さまは「30年来の持論」として、大嘗祭を皇居・宮中三殿近くの神嘉殿で行うことを一つの案として宮内庁幹部に示したという。

西村次長は「古来皇位継承があった際、臨時の宮を建てて行ってきている。今般のお代替わりでも臨時の大嘗宮を建てて大嘗祭を行うこととした」と説明。秋篠宮さまに近い同庁関係者は「政府方針を覆そうというお考えはなく、あくまで一案として個人的な見解を示された」と話している。

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