昨年の交通死、最少3532人=前年比162人減-「安全対策の成果」・警察庁

社会

2018年に全国で起きた交通事故による死者数は前年比162人(4.4%)減の3532人だったことが4日、警察庁のまとめで分かった。統計が残る1948年以降で最少だった17年をさらに下回り、同庁の担当者は「交通安全教育や取り締まりなどに取り組んだ結果だ」と話した。

65歳以上の高齢者の死者数(速報値)は前年比54人(2.7%)減の1966人だった。2000人を下回るのは、1957人だった85年以来。死者全体に占める割合は、55.7%と前年から1.0ポイント増加し、統計の残る67年以降で最も高かった。

人口10万人当たりで見ると、全年齢の死者数が2.79人、65歳以上は5.59人で、いずれも前年から減少した。

都道府県別では、愛知が16年連続のワーストとなる189人で、千葉186人、埼玉175人が続いた。人口10万人当たりでは福井が5.26人と最も多く、次いで富山5.11人、三重4.83人だった。

死者3人以上の事故は、昨年8月に奈良市で10代の男女6人が死亡したバイク3台の転倒事故など10件あった。

事故発生件数(速報値)は43万345件、負傷者数(同)は52万4695人で、いずれも前年を下回った。

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