商船三井クルーズ船、グアムで事故=船長飲酒、国交省が調査

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商船三井子会社の商船三井客船は8日、運航する大型クルーズ船「にっぽん丸」(2万2472トン)が昨年12月、米領グアムの港で米海軍施設の桟橋と接触し、船体の一部を損傷したと発表した。当日、同社の男性船長が飲酒したといい、国土交通省は事故との因果関係がないか船員法などに基づき調べている。

商船三井客船によると、事故は現地時間の昨年12月30日夜に発生。にっぽん丸はグアムからサイパンへ向け出港するところだった。船内には乗客372人、乗員252人がいたが、負傷者はいなかった。事故で船尾の右舷に直径約2メートルの穴が開き、左舷にも数十センチの亀裂ができた。

運航ができなくなったため、同社は旅客機を手配。乗客らは1月に空路で帰国した。

船長は経験5年以上のベテラン。同社は社内規則で、当直開始4時間前以降の飲酒を禁じている。米沿岸警備隊と米海軍も事故を調査している。

同社は船長の飲酒について「調査中でコメントできない」としている。

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