米家電見本市が開幕=暮らし変える先端技術-AI、5Gに脚光

経済・ビジネス

【ラスベガス時事】米ネバダ州ラスベガスで8日、世界最大級の家電・IT見本市「CES」が開幕した。日本を含む世界155カ国・地域から4500社が出展し、人工知能(AI)や次世代通信規格「5G」など日々の暮らしを大きく変える最先端技術をアピールする。11日までの期間中に18万人以上の来場者が見込まれている。

現行の「4G」の数十倍から100倍の高速通信が可能となる5Gは、映画1本を数秒でダウンロードすることが可能。2019年に商用化が本格的に進むとみられており、米半導体大手クアルコムは記者会見で、提携メーカーから5G対応のスマートフォンなど30機種以上が年内に発売されると発表した。

3年連続の出展となる日産自動車は、ゴーグルを着けて運転すると、車内にプロドライバーのアバター(分身)が現れ、運転を指導してくれる未来の技術を提案。現実と仮想の世界を融合し、「見えないものを可視化」することをテーマに掲げた。

ソニーは、年内にも米国で発売する超高精細映像規格「8K」対応の大型テレビ2機種を展示。映画や音楽、ゲームのコンテンツ関連の取り組みも前面に出し、家電などハードウエアで存在感を高める中韓勢との違いを際立たせた。

8日に開幕した米家電・IT見本市「CES」=ラスベガス

米家電・IT見本市「CES」の日産自動車のブース=8日、ラスベガス

米家電・IT見本市「CES」を視察する世耕弘成経済産業相(左手前)=8日、ラスベガス

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 販売・価格改定・販促・見本市など 米国