厚労省、英国産牛肉の輸入解禁=23年ぶり

政治・外交

厚生労働省は9日、BSE(牛海綿状脳症)発生に伴う英国産牛肉の輸入禁止を同日付で解除したと発表した。1996年3月の禁止以来、23年ぶりに輸入が可能になる。ただ、生後30カ月未満の牛に制限し、生後12カ月を超える牛の脊髄や頭部(舌と頬肉を除く)などは引き続き認めない。

BSEは86年に英国で初めて感染が確認され、92年のピーク時には世界で3万7316頭の発生が報告された。96年には世界保健機関(WHO)などがヒトへの感染を指摘した。しかし、感染防止の飼料規制などにより、近年の報告頭数は一桁にとどまっている。

英国政府からの要請を受け、厚労省は内閣府の食品安全委員会に輸入再開の条件を諮問し、昨年2月に結果を得た。これを踏まえ、英国政府との協議や現地調査を経て、解禁を決めた。

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