日英、先端技術で連携=貿易・安保で協力拡大-21世紀の「新同盟」

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【ロンドン時事】英政府は9日、日英両国が最先端技術の開発で連携することで一致すると発表した。両政府が3000万ポンド(約41億円)を拠出し、新たな枠組みを創設する。10日に開かれる安倍晋三首相とメイ英首相の首脳会談で合意する。

会談に先立ち、英政府は「英日は21世紀を形作る新たな同盟関係を築く」との声明を発表。メイ首相も「両国の関係は歴史上最も強い。幅広い分野での連携をさらに強化する」と述べた。

新枠組みでは、ロボット開発や製薬、環境に優しい交通手段やエネルギーの研究など各分野で、両国の専門家の協働を促す。技術革新(イノベーション)を促進し、人々の生活の向上を目指すことを確認する。

首脳会談ではさらに、英国の欧州連合(EU)からの離脱後、日英が2国間貿易協定を結ぶことも話し合う。来月発効する日本とEUの経済連携協定(EPA)を基に協議を進める。

安全保障分野では、日本が2030年代の導入を目指す次期戦闘機の開発などでの連携で一致。北朝鮮に対する制裁履行のため、英海軍が軍艦を日本に派遣する。

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