新日鉄住金社長に橋本氏=社名変更機に、進藤氏は会長-4月1日

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新日鉄住金は10日、次期社長に橋本英二副社長(63)を4月1日付で昇格させると発表した。就任から丸5年を迎える進藤孝生社長(69)は代表権のある会長に就き、若返りを図る。4月から「日本製鉄」へ社名を変更するのに合わせ、経営体制を一新する格好だ。

橋本次期社長は東京都内で開かれた記者会見で、「総合力世界ナンバーワンを目指す。新興国市場などに経営資源をつぎ込んで成長し、国際競争に勝ち残る」と抱負を語った。橋本氏は海外向けも含め営業畑が長く、現在はグローバル事業推進本部長も務めている。

海外部門については「早期黒字化のめどが立っていない事業もある」と述べ、分野ごとに収益改善を図る考えを示した。米中貿易摩擦に関しては「2国間のあつれきの影響が多方面に広がり、鉄鋼の実需の水準を押し下げつつある。大変難しい局面だ」と語った。

進藤氏は2014年4月、社長に就任。在任中に海外企業の買収などグローバル展開を加速させた。宗岡正二会長(72)の処遇は未定。

新日鉄住金社長に昇格する橋本英二副社長

記者会見で握手する新日鉄住金の橋本英二次期社長(右)と進藤孝生社長=10日午後、東京都千代田区

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