自動車、賃上げ総額重視=格差縮小へ方針転換-19年春闘

経済・ビジネス

自動車メーカーなどの労働組合で構成する自動車総連(高倉明会長、77万9000人)は10日、横浜市内で中央委員会を開き、2019年春闘の要求方針を正式決定した。今回からベースアップ(ベア)を中心とした要求・交渉方式を転換。ベアと定期昇給分を合わせた賃上げ総額を重視し、大手と中小の給与格差の縮小を目指す。

トヨタ自動車など大手と中小部品メーカーではもともとの給与水準が異なり、仮に自動車総連の方針に沿って同額のベアを獲得しても格差が縮小しない。このため、中小の定昇幅の拡大にも力を入れ、全体の賃金の底上げを図る。

自動車総連の中央委員会であいさつする高倉明会長=10日午後、横浜市

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