市原悦子さん死去=女優「家政婦は見た!」、82歳

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テレビドラマ「家政婦は見た!」などで知られる女優の市原悦子(いちはら・えつこ、本名塩見悦子=しおみ・えつこ)さんが12日午後1時31分、心不全のため死去した。82歳だった。千葉県出身。葬儀は18日午前11時から東京都港区南青山2の33の20の青山葬儀所で。葬儀委員長は所属事務所のワンダー・プロダクション社長熊野勝弘(くまの・かつひろ)氏。

1957年俳優座入団。児童劇でデビュー後、同劇団の舞台で頭角を現した。退団後は夫で演出家の塩見哲さんと番衆プロを設立。ドラマや映画、演劇などで幅広く活躍した。75年に始まったテレビアニメ「まんが日本昔ばなし」では、登場人物の声を俳優の常田富士男さんと2人ですべて演じ、独特の語り口で親しまれた。2時間ドラマ「家政婦は見た!」(テレビ朝日系)では他人の家の秘密を暴く主人公をコミカルに演じ、25年にわたって放送が続く人気シリーズとなった。

映画「黒い雨」で90年、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞。

2017年1月に病気のため一時休業を発表。昨年3月からはNHK番組の朗読の仕事を続けながら療養していた。

市原悦子さん市原悦子さん

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